投稿日:2017.11.12
『腹式呼吸っておかしくないですか?
お腹に空気をいれるって言うけれど・・』
こんな質問をよく聞きます。
が、
実際に入っているのは、
肺です!
もし、例えばですよ
口や鼻から吸った空気がお腹に入るとしたら
具体的にはどこ?なんでしょうか?
そうきき返すと
体験レッスンにいらっしゃる9割5分の方が
はりきって こう答えられます。
『胃に入ります!』
⁉️
おっと!
胃に入るとしたらどうなるでしょうか?
上の図解の黄色の部分が横隔膜です。
その下に、胃があるわけですが、
胃に空気が入ったとしたら、
そのまま他の内臓にも
入り最終的には大腸に入り、
そのまんまお尻から出ちゃう…。。
という大事件になりますね(笑)
^_^
では、本当のメカニズムはこうです。
腹式呼吸の場合は肺が下に伸び(水色の部分)、
横隔膜が下に下り(黄色の部分)内蔵が押されて
やわらかな腹部の方向へ出るわけです。
※実際には背中や横も膨らみますがわかりやすいのはお腹。
じゃあ胸式呼吸って❓
実際に胸に手を当てて吸って見て下さい(^ー^)
胸式呼吸は…肺が横にのび、胸が前に押し出されて
見えるのが特徴です。
つまり、
たての呼吸が 腹式呼吸。
よこの呼吸が 胸式呼吸。
これでわかりやすくなりましたか❓
実は人は寝ているとき、腹式呼吸をしています。
ということは、人生の3分の一も腹式で呼吸を
しているわけです★ ある意味、プロですよね!!
あとは、無意識で行なっていた腹式呼吸を
意識化において、歌で使いこなせばよいのです♪
なんで、歌で腹式呼吸を使うとよいのか、、
<胸式呼吸でも歌は歌えますもんね♪>
というお話はまた来週のコラムで♪