投稿日:2019.05.25
滑舌(子音&母音)・歌詞・作詞・言葉のチョイス
こんにちは、
新宿・中野・練馬のボイトレ教室
VOCAL教室FOREST→★です。
いつも(3日に1度)書いている
このブログにお越しくださっている
皆さま、感想なども頂戴して・・・
心から嬉しく思います。*
(書いて欲しい内容なども
お気軽にDMくださいませ。*)
さて、今日は。
作詞や滑舌などにも役立ちそうな・・・
言葉のチョイス
子音と母音の関係
について、少し触れてみようと思います。
*゚:*:✼
例えば・・・↑↑
大きな声で
チーズカレー
と言ってみましょう。
(できれば録音して聞いてみると良いですよ♪)
あれ? うっかり・・・
シーズカレー
と聞こえてしまって
いませんか?(´Д`|||)
その場合の、滑舌のコツは!!
チーズの「ち」という音を
しっかりアタック(アクセント)をつけて
言うことです。
チーズカレー
と言う感じです。
「ち」という音を
日本語だけで考えないでください♪
<CHI>、つまり CH +I だと
捉えることが大事。
CHの方を子音と呼び、
Iの方を母音と呼びます。
子音を大事に発声していくと・・・
誰でも簡単に滑舌が良くなります。
もちろん、その他にも
(滑舌のための)舌のトレーニング
(滑舌のための)息のトレーニング
をした方が滑舌は良くなりますが、
そこは、ボイストレーニングで
しっかり習うのがオススメです→☆
言葉のチョイスの仕方と子音・母音(歌詞・作詞)
さて、子音と母音繋がりで、
言葉のチョイス(歌詞・作詞)について
を少し覗いてみましょう。
例えば:
歌詞に使われがちなこの言葉たち。
星、扉、未来、きっと、ずっと、もっと
比較的、歌詞においては、
キラキラした未来ワードや
イメージしやすい五感を使ったワード
を使うことが多いです。
その中でも、
作詞をしたい方の場合は
<母音>に意識を置いてください。
例えば:
花束💐という言葉が サビに合う理由。
は な た ば
はア段が多い・・・ア段ばかりですね?
ア段の特性として、
キラキラした明るい印象を持たせられます。
こう言った語句は、
サビのメロディーなどに非常に合います。
※何故合うのか?まで知りたい方はぜひ
当ヴォーカル教室の体験レッスンに→☆
「作詞レッスン:飛びメロの秘訣を知りたい」
と書いてご応募ください。
例えば:
「愛を込めて花束を〜」のサビで
有名なsuper flyさんの曲。
タイトルにもなる程、華やかさのある歌詞です。
「愛を込めて花束」の母音は・・・
あいおおえてああああ
です。
ア段が多いですね?
言葉が華やかになると、
音飛びの多いサビ(つまり飛びメロ) には、
耳の残りが良く、一層曲を人に
届けやすくなります。
華やかなア段だけでなく、
濁音を使うのも(耳残りが良く)
良いですよ◎
*゚:*:✼
他にも
芸能人の名前でも母音は大きく作用しています。
例えば下記を声を出して読んでみましょう:
藤原紀香
平原綾香
に比べ、
一青窈
は少し、アンニュイさや、暗い印象を含みます。
ウ段やオ段が多いと
口の開き方が狭いため、
語感が暗くなったり、歌ですと
音程が下がりがちになるのが特徴。
これらの言葉の響き、音の響きが
名前やその人の印象にまで
影響していく、と言うことを知っておくと
赤ちゃんの命名
や
芸名・アーティストネームの付け方
にまで役にたつと思いますよ☆☆