投稿日:2018.02.26
僕は小さな頃から歌がニガテだ。
歌を歌うと決まって下手だと言われてきたし、
自分で歌っていても音程が合わないので
気持ち悪い。
だから、カラオケなんて行かないし、
人前で歌うなんてもってのほかだ。
そんな僕がなぜFORESTでレッスンを
受けようと思ったのか?
僕の仕事は整体屋だ。
ただ、カラダを揉んだり、
ほぐしたり
ボキッと鳴らしたり
そんな施術ではなく、筋肉や骨格、
エネルギーのバランス、ココロの状態、
生理的なリズム
この調和を調整し、
その人本来のチカラを発揮できるように
することが目的。
とまあ少し変わった角度のアプローチなのだ。
その中でイキはすごく大事で、
このイキの訓練に何を採用するか考えていた。
さっきから何度も言うが、
僕は歌がニガテだ。
でも、小さな声で言うなら
僕は歌が好きだ…
そしてアニソンが好きだ…
小さな頃からアニソンなら歌えた。
アニメの世界観が、アニメを好きだ
というエネルギーが僕のニガテ意識を
超えるのかもしれない。
そんな僕がオーナーのMICHIさんに
出会ったのは偶然とは思えない。
ある時、思い立ったことがある。
人のイキ、人のコエはなぜ人のカラダや
ココロに響き、影響するのか?
この謎の答えをMICHIさんが知っている
とは思わない。
でも、僕がそこに取り組むことで
実体験として、得られるデータがあるはずだ。
そこで体験レッスンを受けてみた。
念入りなカウンセリングの元、
コエについてMICHIさんは理論と
体感の両方から丁寧に指導してくれる。
30分ほどの体験の中で得た実感は、
僕は僕のコエにかなり誤解があったということ。
普段コエは話すことにしか使わない。
けど、今体験したコエは話しではなく、
コエという周波数だった。
コエ
日本の古代文字ホツマツタエでは
コはころがるの意
エは伝わるの意
またヱだと届くの意
ころがり、伝わるエネルギー
これこそがコエの正体だ。
単なる話し声ではなく、人に伝わるエネルギー
としてのコエを体感できたので、
これはレッスンするしかない。
選んだコースはAコース
月3回90分のレッスン。
歌いたい曲は?の問いに空欄で
答えた。
僕のニガテが顔を出す。
恥ずかしい
ムリだよ
でもMICHIさんは
何を歌います?と容赦無く問い直してきた。
もう、これはぶっ飛ぶしかない!
僕の一番好きなアニメの
一番好きな曲
これしか選択肢がない。
μ'sのSnow halation
言ってしまった…
40過ぎのおっさんがスクール
アイドルの曲を選んでしまった…
もう、やるしかない
そして、最初のレッスン
いきなり歌ったスノハレは酷い
ありさまだったのは、ご想像どおりだ。
これはかなり練習が必要だと感じ、
普段の生活でも暇さえあればドッグブレス、
リップロールなどの基本を繰り返す。
横隔膜とイキ
鼻腔、口腔、胸腔、腹腔
カラダの内側の空間をイキでつなげる。
酸素としての呼吸ではない。
イキもホツマツタエだと
イは伝わるこれは意としての伝わる
キはエネルギー
なので、カラダと外界をイキでつなげる
ドッグブレスは横隔膜を動かす
これだと横隔膜のイメージが解剖学の
教科書的な僕にはまるで模式化された
ポンプでしかない。
しかし、イキを使うと横隔膜だけでなく、
イキの吐き方、イキの向きや強さ、
体幹の安定、上半身の脱力、
顔の強張りなど、小さなカラダの
連動性がイキと横隔膜のつながりを
邪魔していることがわかる。
イキは筋力だけではコントロールできない、
カラダ、ココロのチカラをゆるめ、
吐くという瞬発力に集約する訓練が必要だ。
ドッグブレスだけでも、普段からイキを
意識することができる。
何度も酸欠になりながら、
感覚を掴むことが大事だ。
そんな基本をやりながら、
やはり歌は歌わないと上手くはなれない。
上手く歌うこと以上に、ニガテを克服したい。
だからまずはひとりでカラオケに
行ってみることにした。
そこでLINEを送り
アドバイスをもらう。
録る→聴く
まずはこれが大事だと。
だから、やってみた。
酷い…音程どころかリズムや
テンポが伴奏とまったく合ってない…
自分の誤解がわかった。
それは歌は歌い方だと勘違いしていた。
そうじゃない
歌はコエを音とメロディーに載せて
調和することだった。
あたりまえのことだが、わかるとできるの違いだ。
わかっていることをできるようにするには、
いくつもの行程が必要だ。
♪2へつづく♪