投稿日:2026.09.11

こんにちは!
VOCAL教室FORESTトレーナーの森です♪

Vaundyの曲を聴いていると、"すごく声を張っているわけではないのに、なぜか耳に残る"と感じることはありませんか?

独特の脱力感と存在感が同居するあの歌声は、多くの歌好きさんの憧れになっていますよね♪

今日は「踊り子」「怪獣の花唄」「CHAINSAW BLOOD」という代表曲を例に、
Vaundyさんの歌い方がかっこよく聴こえる理由と、
実際に歌うときに意識したい歌唱テクニックを解説していきます!

「真似しても何か違う…」と感じたことがある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね🎤



Vaundyの歌声がかっこいい理由とは

Vaundyさんの歌声の魅力は、力任せに声を張り上げるのではなく、脱力とコントロールのバランスが絶妙なところにあります。

地声と裏声(ミックスボイス)を自在に行き来しながら、言葉のニュアンスを繊細に表現しているんです。

さらに、独特のタイム感(リズムの乗り方)も大きな特徴です。
ビートにピッタリ合わせるのではなく、少しためたり前に出たりする「揺らぎ」がグルーヴを生んでいます。

この「脱力」「ミックスボイス」「リズムの揺らぎ」の3つが、Vaundyさんらしい歌い方を作る大切な要素だと考えています♪

『踊り子』の歌い方のポイント

「踊り子」はAメロの語りかけるような歌い方と、サビでの伸びやかな高音が印象的な楽曲です。

この曲を歌いこなすには、いくつかコツがあります。

言葉のリズムに乗る話すような発声

Aメロは、歌うというよりも「話しかける」ような感覚で歌うのがポイントです。

力を入れすぎず、息を多めに混ぜながら言葉を置いていくイメージを持つと、Vaundyさんらしい脱力感が出しやすくなります。

サビでの高音の抜け感

サビに入ると音域がぐっと上がりますが、ここで喉に力を入れて押し上げてしまうと苦しそうな声になってしまいます。

お腹からの支え(腹式呼吸)を意識しながら、喉はできるだけリラックスさせておくことが大切です。

「高い声になると喉が締まってしまう…」と気になる方も多いのではないでしょうか。

そんな方は、まず裏声でメロディーをなぞってから、少しずつ地声に近づけていく練習がおすすめです。

ブレスの位置を決めておく

「踊り子」は一つのフレーズが長めに続く部分が多く、息が足りなくなって最後に声が詰まってしまうことがあります。

歌詞を見ながら「ここで軽く吸う」というブレス位置を事前に決めておくと、フレーズの最後まで安定した声を保ちやすくなります。

特にサビ前のブレスは深めにとっておくと、そのあとの高音にもつながりやすくなります!

『怪獣の花唄』の歌い方のポイント

「怪獣の花唄」は、静かなAメロから感情が爆発するサビまで、ダイナミクスの幅がとても広い楽曲です。

歌い方を分解すると、次のようなポイントが見えてきます。

ミックスボイスでの音量・感情のコントロール

サビの高音部分は、地声で張り上げるというよりミックスボイスで芯のある声を保ちながら歌われています。

そのため、声量そのものよりも「声にどれだけ感情を乗せられるか」が仕上がりを左右します。

静と動のコントラストをつける

この曲の魅力は、静かなパートと激しいパートのコントラストにあります。

Aメロはあえて抑えめに、サビでは一気に開放するというメリハリを意識すると、曲全体の物語性が引き立ちます。

  • Aメロ:息多めで抑えた声を意識する
  • Bメロ:徐々に声のボリュームと感情を上げていく
  • サビ:ミックスボイスで芯を保ちながら感情を開放する

「盛り上がるサビになると声が裏返ってしまう…」という悩みは、レッスンでもよくご相談いただきます。

これはミックスボイスの練習を積み重ねることで、少しずつ改善していけるポイントです♪

ロングトーンとビブラートで余韻を作る

サビの語尾を伸ばす部分では、ただ声を伸ばすだけでなく、わずかにビブラートをかけることで感情の余韻を演出しています。

ロングトーンが安定していないうちにビブラートをかけようとすると、音程がふらついてしまうことがあります。

まずは音程をまっすぐ伸ばすロングトーンの練習を行い、安定してきたらビブラートを少しずつ加えていくと良いでしょう。

『CHAINSAW BLOOD』の歌い方のポイント

「CHAINSAW BLOOD」は、他の2曲と比べてロック色が強く、疾走感のあるビートが特徴の楽曲です。

勢いのある曲だからこそ、押さえておきたいポイントがあります。

短い言葉をリズムに正確に乗せる

テンポが速く、言葉数も多いため、まずはリズムに正確に乗ることが最優先になります。

早口になりがちな部分は、ゆっくりのテンポで滑舌を確認しながら練習すると、本来のテンポでも歌詞が明瞭になります。

勢いはあるのに喉に負担がかからない発声

疾走感のある曲は、つい力任せに歌ってしまいがちです。

ですが、Vaundyさんの歌い方はエネルギッシュに聴こえながらも、喉自体には過度な負担をかけていないのが特徴です。

呼吸のスピードとお腹の支えを保ったまま声を出すことで、パワフルさと喉の安全性を両立できます。

アクセントの強弱でノリを表現する

ロックテイストの曲は、すべての音を同じ強さで歌ってしまうと単調に聴こえてしまいます。

言葉の中でも特に強調したい部分(アクセント)を決めて、そこだけ少し強く発音すると、グッとノリの良さが出てきます。

「歌詞は合っているのに、なんだかノリが単調に聴こえる…」という方は、このアクセントづけを意識してみてくださいね。

3曲に共通する練習のコツ

ここまで3曲を見てきましたが、共通して意識したいポイントをまとめておきますね。

  1. 腹式呼吸でお腹の支えを作ってから声を出す
  2. 喉に力を入れず、ミックスボイスで高音に対応する
  3. スマホなどで自分の歌を録音し、力みや音程のズレを客観的に確認する
  4. 原曲のリズムの「揺らぎ」を聴き込み、機械的にならないよう意識する

実は「踊り子」「怪獣の花唄」「CHAINSAW BLOOD」は、VOCAL教室FORESTのレッスンでも課題曲として人気が高く、多くの生徒さんが選ばれる楽曲です。

それだけ「かっこよく歌いたい」と思わせる魅力が詰まっている曲、ということなのだと思います🕊️

生徒さんの中には、独学で練習しているうちに喉に力が入るクセがついてしまい、なかなか脱力できずに悩んでいたという方も多くいらっしゃいます。

そうした場合も、レッスンの中で発声のクセを一つずつ確認しながら調整していくことで、力まずに歌えるようになっていきます✨

歌う前のウォーミングアップも大切に

ここまでご紹介したテクニックは、喉が温まっていない状態でいきなり挑戦すると、うまく力が抜けずに終わってしまうことがあります。

「練習を始めてすぐは声が出しにくい…」と感じる方も多いのではないでしょうか。

歌い始める前に、次のようなウォーミングアップを取り入れてみてください♪

  • 肩や首を軽く回して体の力みをほぐす
  • リップロールやハミングで軽く声帯を目覚めさせる
  • 低い音から高い音へ、無理のない範囲で声を出してみる

体と声がほぐれた状態で練習に入ることで、Vaundyさんの歌い方の特徴でもある「脱力」がぐっとやりやすくなります。

まとめ

Vaundyさんの歌い方がかっこよく聴こえる理由は、力任せではなく脱力とコントロールが両立しているところにあります。

「踊り子」「怪獣の花唄」「CHAINSAW BLOOD」は、それぞれ違ったタイプの歌唱テクニックが詰まった楽曲です。

ぜひ一曲ずつ、今日ご紹介したポイントを意識しながら歌ってみてくださいね♪

今日ご紹介したミックスボイスや脱力の感覚は、一人で練習しているとうまくできているのか判断しづらいポイントでもあります。
客観的にチェックしてもらいたい方は、次のようなサポートもぜひ活用してみてください。
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